塗装について、お客様から寄せられるご質問をまとめました。このほかご質問等がございましたらお問合せください。
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なぜ塗装するのですか?
弊社にて行う塗装の多くは防食性能を持たせるために塗装を行います。
防食性能により、
・1~3年 低防食
・3~7年 中防食
・7年以上 重防食
となり塗装仕様により異なります。その他は美粧(外観)のために行います。 -
塗料の種類や違いについて教えてください
素材、表面状態、防食耐用年数、価格、色等々によりことなりますが、使用の種類としては約20分類程度に分かれます。 -
重防食とはなんですか?
数回の塗り重ね、もしくは膜厚施工により、高い耐用年数を持たせる塗装仕様のことです。
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なぜ重防食をするのですか?
7年以上の耐用年数を持たせるためで、また耐用年数だけでなく、施工環境(腐食土壌、塩害地域、水中等)により一般的な防食性能では満足しない場合に行います。 -
なぜ塗り重ねをするのですか?
同じ塗料で塗膜を厚くすると外観が悪くなる、高価な塗料の前に安価な塗料を塗り重ねてコストを安く抑える、また、ピンホールを防ぐために行います。 -
どんな機械で塗装するのですか?
弊社では主に、エアレス塗装機を使用しています。
エアレス塗装機は塗料を高圧ポンプで加圧し、ホースを介してノズルから塗料を噴霧して塗装するための機械です。 -
塗装してからどれくらいで乾きますか?
塗装では、乾燥の状態によってそれぞれ、
- 塗料には触っても手に塗料が付かないことで確認する『指触乾燥』
- 塗装部分を押しても痕が付かない『半硬化』
- 塗装膜内部まで乾燥した状態である『完全硬化』
塗料の乾燥条件(酸素反応、二液反応、温度反応等)、膜厚、天候(外気温、湿度)によって大きく違いがあるため、一概には決めることができません。 -
塗装する箇所としない箇所はどのように分けていますか?
塗装しない箇所にマスキングを行うことにより塗装範囲を決めています。 -
塗装する箇所によって色を分けたり、塗料を変えたりすることができますか?
マスキング作業により分けることができます。しかし、塗装した箇所にマスキングを行うためには乾燥状況を確認する必要があるため、通常の製品完成よりも時間がかかります。