一般塗装から特殊塗装まで
幅広く対応可能
鋼構造物における腐食は、腐食環境が大変厳しい海洋構造物、あるいは海岸沿いの地域や内陸地域といった飛来塩分濃度が異なる環境の差や、季節変動と降雨量といった気候の違いによっても状態が異なります。また、鋼管や鋼製タンクといった鉄鋼製品の腐食は、内容物の種類や貯蔵・輸送温度や使用条件によってさまざまに状態が異なります。
どのような環境下に設置する鉄鋼製品であっても、当社の塗装技術は顧客の要求する耐久性は勿論のこと、環境に配慮した塗料の使用により、より環境負荷の少ない塗装仕様の提案と施工を行います。
また、様々な形状の鋼構造物、鋼管などの鉄鋼製品について内外面の塗装を行います。一般的な防錆塗装にはじまり、ガラスフレークライニングや、無溶剤厚膜被覆塗装も行っており、お客様のご要望を満たす塗装システムを確立して対応しています。
防錆塗装の目的
鉄はそのままの状態で環境に放置されると、空気中の酸素と水によって化学反応を起こし、やがて酸化鉄になります。この現象を腐食と言います。鋼構造物や鋼管、鋼製タンクといった鉄鋼製品は腐食が進行すると強度が無くなり、製品そのものの機能が維持できなくなり大きな問題となります。
重要な社会資本である鋼構造物や鋼管を長期に渡ってその機能を持続させるためには、鉄を環境から遮断した状態にし腐食から守ることが重要となります。その最も効果的な手法が防錆塗装です。
特に当社では自社工場内で鉄鋼製品をブラスト処理し、鉄素地表面にある酸化被膜を除去し、表面に粗度を与え、引き続き防錆塗装を実施します。
更に耐候性の良い上塗り塗料を塗装することによって長期耐久性を持たせ、鉄鋼製品の腐食を防ぎます。
施工例



